当財団では、1987年以来、ソフトウェア等の知的財産権及び周辺の問題に関する国内外の判例や動向をまとめた「SLN：SOFTIC　LAW　NEWS」を発行しております。

　「SLNセミナー」では、その執筆者を講師にお迎えし、その内容をよりわかりやすくお話し頂いておりますが、このたび、第2回では、ホットな裁判例解説をいち早くお届けするため、SLN発行に先行して、セミナーを開催する運びとなりました。

　 テーマはGS Media BV v. Sonoma Media Netherlands BV事件（欧州司法裁判所　2016年9月8日判決）。

　 この判決で欧州裁判所は、インターネットに無断でアップロードされた著作物に対するリンクをサイトに掲載する行為は、一定の場合、著作権侵害となりうることを明らかにしました。

　我が国文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会においてもリーチサイト（アップロードされた違法コンテンツへのリンクを集めたサイト）に関する検討が開始される中、非常に注目される判断です。

　講師には、欧米の動向に大変お詳しい奥邨弘司先生をお迎えします。講演のみに終わらず、質疑時間では質問や意見交換を通じ、参加者の皆さまに事案・論点の理解を深めていただくことが可能です。

　奮ってご参加ください。

　＊なお、SOFTIC賛助会員の方の申込が定員に満たない場合、一般の方にも下記料金（SLN当該号付）にてお申し込みいただくことができます。

一般財団法人ソフトウェア情報センター 会議室
東京都港区虎ノ門５−１−４ 東都ビル4階　地図